先日のブログで紹介させていただいた、トマムさんのお話です。
トマムの冬は、極寒の北海道の中でほっと温かくなれるようなニュースを提供してくれます。
トマムの冬と言えば、全てが氷でできた街・アイスビレッジ。
今年のアイスビレッジのコンセプトは「ストーリーを持った氷のオアシス」とのこと。氷の教会や氷のホテルなど、”冬の寒さを楽しむ”ことを提案するために生まれた氷の街・アイスビレッジですが、今年はそこにストーリー性を持たせた展開を考えているそうです。
山から湧き出した水は川を流れ海に注ぎ込み、その後水蒸気となって雲に姿を変え、雨となってまた大地に還って行きます。この水の循環は、森や海、そして我々に潤いをもたらし、命を繋ぐ尊い営みです。
空知川や鵡川という清流の源流地点に近いトマムは、そんな水の大いなる”旅”の出発点とも言える場所。そこで水たちは、旅の途中にほんのひと時だけ氷に姿を変え、人生を旅する我々の疲れを癒す”氷のオアシス”が出現する…というストーリー。
トマムが水の出発点であること、水の旅の途中で、トマムに雲海ができること…水の物語が企画会議で出来上がった時、山岸さんを含めたメンバー全員が鳥肌を立てたというのもうなずけます。
アイスビレッジでは、氷でできた教会やホテル、バーなどが出現するほか、アイススケートや氷のグラス作りなどが楽しめます。またアイスドームでは、旭川の酒蔵、高砂酒造さまによる大吟醸酒の仕込みも行われ、そこで作られたお酒を飲むこともできます。
昔から行ってみたいと思っているアイスビレッジですが、寒さにめっぽう弱い変温動物である僕の連れ合いは絶対に連れて行けません。
アイスビレッジのほかにも、子供たちが楽しみながらスキーの上達ができる「アドベンチャーマウンテン」では、トマムの森の平和を乱すニクイ奴「チョッカリ大魔神」とスキーのガチンコ対決ができる難関レベルが設定されたり、スキー場のレストランでは「おいしくなければ代金はお返しします」という強気のランチ「美味しさ保証付きカレー」が登場。タワーホテルレストラン「ユックユック」では、北海道のジビエフェアとしてエゾ鹿肉や合鴨肉を使ったメニューが楽しめます。
また、僕のような子供連れのファミリーには嬉しいサービス「ままらくだ委員会」にも、新たな取り組みが誕生。札幌?新千歳?トマム間を往復する、子連れゲスト専用の「ままらくリムジン」が運行されるほか、ホテルの部屋やレストランにもママが嬉しいサービスが続々新登場しています。
…気が付いたらとてもトマム様ワッショイ!な感じのブログになっていますが、一度利用させてもらったことのあるタカツとしては、わかるんですよ。トマムで過ごす時間がいかに素敵か。特に「ままらくだ委員会」の存在は特筆ですね。本当に楽ちんなんですよ。子供に必要なものがほぼ揃っているだけでなく、「周囲にも気兼ねなく過ごせる」って、実は親にとっては何よりのストレスフリーだと思うんです。
北海道の自然の恵みを観光資源としてフル活用しつつも、環境問題への取り組みやゲストの満足度向上に上手に昇華させているトマム様の取り組みには、今後も注目していきたいと同時に、我々も見習うべき点が多数あると感じます。
山岸さん、また是非いらしてください。こちらからも、また遊びに行きますね!