とある方から幸運にも譲っていただいたキャビネットが会社にやってきました。高さは140cmほど、観音開き型のキャビネットです。
さあ、“クリエイティビティを刺激するオフィス空間”へと生まれ変わろうじゃないかと、仕事終わりにさくさくキャビネット搬入を始める人たち。
配置換えをするわけではなく、ただ古いキャビネットと入れ替えるので、それほど大がかりではないものの、なかなかの重労働。やはりこういうとき、男手が多いといいですね。一応女である私は「高見の見物 高見の引っ越し あー楽チン楽チン」なんて、昔あったご当地CMを思い出しながら、よく使うのにも関わらず棚の最上部にあったものを新しいキャビネットへと移し替える軽作業にいそしみました。
そんななか、ちょっと片付いたと油断してダベる21歳若人のコンビ。
見られてますよ。
さらに、
なぜか、おもむろに電話を解体しようとしている新人T中。
すわ!会社に対するレジスタンス運動かなにか・・・、
と思いましたが、単に受話器のコードが本体に挟まっていたのを取ろうとしていたようです。ときに、若人の行動は予測がつきません。
作業開始から小一時間。マイナーチェンジではありましたが、ボンカーズオフィスは微妙に使いやすく快適な空間へと変身を遂げたのであります。
しかし、世の中には個性的なオフィス空間を持った企業というものは、あるものでして。私はよく「カーサ」とか廃刊となった「エスクワイア」なんかで、オフィス空間の特集を読んでは憧れを抱いていました。
日本では、小学校を利用した吉本興業とか会議テーブルの中央に畳がある面白法人カヤックなどが割と知られていますが、海外では食堂まで滑り台でひとっ滑り!のグーグルや、回転木馬がある広告会社など奇想天外。こちらの、面白オフィスサイト必見です。
http://matome.naver.jp/odai/2127123475542287701
でも、確かにビジネスマンなら人生の大半を過ごすオフィスですから、できるだけ快適にかつリラックスできて良いアイデアが生まれるような空間というのは大事ですね。
ボンカーズにも、いつかバキバキに固まった身体のコリをほぐす温泉ルームとか、校了前の高ぶった気持ちを落ち着かせる、ししおどしつきの日本庭園ができたら・・・、と想いを馳せる今日この頃です。
でも、まずはカオスと化した自分の机を片付けることから!