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vol.47「旅行の前の空港散策」

先日、東京へ行く機会があった。

新千歳空港から飛行機に乗ったのだが、搭乗前に少し時間があったので空港内を見て回ることにした。

 

 

まず、空港という空間にいることが楽しい。たとえ飛行機に乗る予定がなくても、旅をしている気分になれる。展望デッキから飛行機が飛び立つのをぼんやり眺めるのも楽しいし、おみやげ売場をのぞけば初めて見るものや定番商品の期間限定版、なかには空港限定発売のものが並んでいて新たな発見ができる。

 

そんなただでさえ楽しい新千歳空港が、いまやテーマパークか、はたまたショッピングモールかという様相をなしている。遅ばせながらの紹介ではあるが、新千歳空港は昨年の7月にリニューアルオープンし映画館や工場直営ショップ、ミュージアムに温泉もできた。おみやげ売場や飲食店も増え、いままで以上に飛行機に乗らなくても楽しめる場所になっている。

 

 

 

リニューアル後初めて見て回る時間が取れたのでじっくりと見て回りたかったが、搭乗前ということで映画館や温泉に行くことはできなかった。しかし以前から気になっていた「ロイズチョコレートワールド」を早足で見学することにした。

「ロイズチョコレートワールド」は国内初の空港内工場で、チョコレートを作る過程が見学できるほか、チョコの歴史や世界のチョコレートやココアのパッケージの展示などもある。

入口の看板も板チョコの形!

 

なかでもおもしろかったのがくるくると回るチョコレートの型。「ホローチョコ」と呼ばれる動物や乗物の形をしたチョコレートを作る物なのだが、これがかなりアクロバティックに回る。風車のように回転するものが左右2つについていて、風車の先に型が付いている。更にその型自体も回るのでその動きはダイナミックだ。

 

くるくる回るウサギチョコ・・・

なぜこのようにくるくると回すのかというと、溶けたチョコレートを型の隅々にまで行き渡らせてきれいに仕上げ、中が空洞になるようにするため。動物や乗物など、複雑な形をしている大きなチョコのためこのような工夫が必要なのだ。

 

と、このような解説が工程ごとに子供にもわかりやすいように書かれていて、見ていて飽きない楽しい施設だった。これで入場料がかからないというのだから嬉しい。見ているうちにあっという間に搭乗時間が迫り、すべてをじっくりと見ることはできなかったが、これは旅行前やあとに寄るだけではもったいないくらいだなぁと感じた。

 

来週はゴールデンウィーク。ぼんやりと過ごすよりも、旅行をしなくても、新千歳空港に遊びにいくのもいいかもしれない。

 

【ロイズチョコレートワールド】

住所:北海道千歳市美々 新千歳空港連絡施設3F

営業時間:営業時間:9:00~20:00 (※ファクトリースペースは、10:00~17:00)

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