いつも私の趣味ばかり紹介しているが、今回もその趣味について。
仕事でも必要不可欠な「文房具」。これも私の大切な趣味の一つだ。
文房具が好き、といっても集めるのが趣味なのではなく(いや、好きなんですけど)、自分に合った文房具を見つけるのが趣味なのだ。
なにしろ、品質もデザインも日進月歩で改良されさまざまな物が発売されているかと思えば昔から使われているスタンダードな文房具もあり、そんな星の数ほどある中から自分に合った文房具を見つけ出すのが楽しいのだ。
この趣味に目覚めたのは高校3年生のころ。大学の入試を目前に、当時アルバイトをしていた店の店長から激励の意味がこもった一本のシャープペンシルをいただいた。それがぺんてるから発売されている「グラフ1000フォープロ」という製図用のシャープペンシル。
これが何しろ使いやすい。しかも丈夫。5年以上使っているがこれまで壊れたことがなく、現役の愛用品だ。文房具店に行くたびに新製品を試しているが、いまだに私の理想通りの形、書き味を満たしてくれるものはコレだけなのだ。
そんな「マイベスト」と出会ってしまってからは、他の文房具でも理想を全て満たすものがあるかもしれない!と、私のなかの探究心がムクムクと膨らみ、「理想の文房具」探求は続いている。
そもそも文房具は、安価な物が多い。プロ仕様のシャープペンも1000円で買えてしまうし、誰しもが小さい頃から親しんでいる道具だ。これだけ手を出しやすい趣味もなかなかないと思う。しかも文房具は会社のデスクにおいていても怒られることがないのがこれまた嬉しいじゃないですか。
現在では文房具専門の季刊誌や文房具の有効活用法が書かれたビジネス書もたくさん出版されている。いま注目されている「大人の趣味」なのかもしれない。
既にノートや消しゴムは「マイベスト」が決まっているが、いまだに定規やハサミ、ホチキスなどは決まっていないため、新しい製品を見つけるとじっくりと眺め、可能であれば実際に使ってみて自分に合った物かどうかワクワクしながら試してみる。またこれも自分向きじゃなかったなーとか、これであと色のバリエーションがあったらなーと文房具店でニヤニヤしているのはもしかしたら私かもしれません・・・