夏フェス。
今や、猫も杓子もギャルも普通にこのワードを口にし、まるで海に行くような感覚で楽しまれるようになりました。しかし、‘97年のFUJI ROCK FESTIVALを契機とし、本格的な日本のロックフェスティバルが開催されるようになってから、まだ20年も経っていないんですよ! 奥さん! それって、驚きです。
そして、先日8月10・11日と行われた我らが、RISING SUN ROCK FESTIVALは、‘99年からはじまった夏フェスの先駆けです。
第1回の、そう、あれは10代最後の夏・・・。北海道の夏の夜をなめていた友達2人と私は、夜中に薄~いタオルケット1枚を、まるで「1杯のかけそば」さながら3人で分かち合い、寒さに凍えながらBLANKEY JET CITYを聴き、ロックの厳しさを知ったのです。そして、サニーデイ・サービスの音楽と共に迎えた朝焼けの美しさ! 感動でした、ハマりました。。。
以来、ほぼ毎年出向いているワタクシです。もはやこれのために、一年働いているといっても過言ではありません。だから終わってすぐは、もう呆然自失。
「これから何を楽しみに生きていけばよいのか・・・」と、途方に暮れるのが常です。
って、いやいや、また来年の開催を励みに生きましょうじゃないですか!みなさん!
というわけで、2012年も素晴らしい感動をありがとう。
雨降りといわれていたのに関わらず、晴天。石狩に神はおられました。
今年から会場レイアウトが変更となり、確かに何か無駄な動きが減り、駐車スペースから会場も近く感じましたネ。
赤く染まる空とロック。サイコーです。ついついお酒も進みますが、すべて汗として蒸発するので酔わない酔わない。
もう、細かいことを語り出すと止まりませんが、今年はちょっと懐かしい面々が多く興奮と同時にちょっぴりおセンチ気分になる場面も多く、キュンキュンしちゃいました(GREAT3、フィッシュマンズ、岡村ちゃん、堂島孝平etc)。
また、ライジングサンの楽しみ方の一つとして、会場に設けられたタワーレコード特設会場での、出演ミュージシャンのトークショーやサイン会の開催があります。
雲の上のようだったミュージシャンがすぐそこに! ステージとはまた違う、親しみやすい笑顔を見つけたりしてますます好きになります。ツーショットとか過去撮ってもらったことがあります。フフ。
ワタシ今年は、妙に元気で40分草むらに寝転がっただけで、朝までイケイケでした。仕事の徹夜は、屍になるのになぜだろう・・・
そうして、心の友“エレカシ”と夜明けを迎え、2012年の夏、ジ・エンド。
心地よい疲れを引きずりながらも、心は十分満たされ、帰路に着いたのでした。
ありがとう、ライジングサ~ン!! また、来年!