忘年会シーズンから新年会シーズンへと、飲む機会が増えた時期も一段落。
私も例に漏れず、年末年始の休みは呑んだくれていました。学生時代の先輩や後輩と飲み、知人の店で飲み、年越の瞬間はワインを飲みながら過ごし、3日間かけてボトルを1本空けてしまいました。
家でゆったり飲むお酒も素晴らしいですが、やっぱりお店で旨い肴で旨い酒を飲む、というのも大好きです。
そんな時に訪れるお気に入りの店が「浜っぺ」さん。
『北海道ウォーカー』の取材でうかがって以来すっかり気に入り、何度も足を運んでいます。
店名のように海産物を使った料理が多いのですが、今時期はおでんや鴨鍋、春には山菜など、その季節の料理を出しており、メニューのほとんどが季節ごとに変わるそうです。
今時期のオススメは、なんといってもタチ!!
オリジナルメニューの「タチの唐揚げ」が美味しいのです。
サクサクの薄い衣をまとっている、ひと口では食べられないほど大きなタチ。
食べると濃厚で味がトローッと口に広がります。たったひと口であっという間に至福のひと時をむかえます。
これと日本酒があれば、私は大満足。悩みの大半は吹っ飛んでしまいます。
取材時にいただいてそのおいしさに感激し、訪れる度に必ず頼んでいるほどです。
取材でお世話になったお店のご主人と女将さんの人柄も魅力的で、
素敵な笑顔と心和む会話に、ほっこりとしたあたたかな気持ちになります。
何よりも嬉しいのが、こちらのお店にうかがう度に「常連さんが、ウチのお店が載っているからって、雑誌買ってくれたよ!」とか、「この間は名古屋から来たお客さんが雑誌を見てくれていたのよ」とか、報告をしてくれるのです。しかも、少しずつ「北海道ウォーカーを見て来た」というお客さんが増えているそうです・・・!
嬉しい。とてつもなく嬉しいです。ライター冥利に尽きます。
職歴1年ちょっとのヒヨっ子ですが、読者やお店に貢献でき、感謝していただける。
情報誌のライターである以上、誰かの役に立つ記事を書くというのは当然のことですが、実体験として感謝をされると、次への意欲もムクムクとわき上がってきます。
この仕事をしていて良かったと思うと同時に、より誰かの役に立てるような記事を書こう!と、新年早々決意を新たにいたしました。
【浜っぺ】
札幌市中央区南4西5 トシマツビル1F
18:00〜翌1:00