まだまだ寒い時期が続くなか、札幌の大きなイベントの1つである札幌雪まつりの準備が着々と進んでいます。
実は雪まつりを会場でじっくりと見た記憶が、幼い頃にしかありません。
毎年会場のにぎわう様子がテレビに流れ「あーもうそんな季節か」と感慨にふけることや、通りがかりに途中にその様子をうかがうことはありました。
見てみたい気持ちはありつつも、期間中に会場に行くと混むんだよなぁ・・・なんて考えもよぎります。
そんな私の雪まつりの楽しみ方は「制作過程観察」なのです!
ご存知の通り、大雪像は自衛隊の方々によって作られるのですが、そのキビキビとした手際の良さと徐々に姿を現す繊細な雪像は、見ていて圧巻です。
足場を組んだ後に巨大な雪のブロックを作り、そこから形をけずり出して行きます。このけずり出して行く作業を日々観察すると「あの部分ができあがってきた!」とか「あそこが細かくなっている!」という発見があります。
建造中は公園内に入ることはできないので、遠くから眺めるだけですが、コレが結構楽しい。
高さ約15m、雪の量は5トントラック約500台分。それをスコップやナタ、ノミなどで削って少しずつ削っていくのは骨の折れる作業だと思います。
しかも朝早くから夜遅くまで作業が続きます。なんでも、気温の下がる時間の方が、雪が締まり作業がしやすいのだそうです。