前々回のブログで、雪像の制作過程を観察するのが楽しい! ということを書きましたが、出来上がりを観察するために再び大通公園に足を運びました。
ひと際人々の注目を受けていたのが、大通西5丁目 環境ひろばステージで開催されている「プロジェクションマッピング」なるもの。
プロジェクションマッピングは、建物をはじめとする立体物にプロジェクターで映像を投影する表現法です。映像は立体物に重なるように作られ、あたかもその物自体が動いたり、光ったり、変形したりしているように見える、というものです。
昨年の9月に復原された東京駅丸の内駅舎でも上映され、話題になりました。
それが観られるのは、5丁目会場に作られた、国指定重要文化財「豊平館」の大雪像。なんでも大雪像へのプロジェクションマッピングは世界初の試みとのことです。
さっそく観てきました。
そして、撮影してきました!
テーマは「白クマの親子がつむぐ北の大地の物語」。
昨年末、円山動物園に白クマの双子が生まれたことにちなんで、白クマが登場します。
雪で象られた豊平館の窓に明りが灯ったり、風船が飛び立ったり、なぜか白クマが地球を飛び出したり。本当にそこに豊平館があるような感覚に落ち入り、感動している間に終わってしまいました。
周りで同じように観ていた人々も同じ感想だったようで、投影が終わると自然と拍手がわき起こり、中には「もう一回観たい!」と話す声も聞こえてきました。
世界初の雪像プロジェクションマッピング、ぜひぜひその目でチェックしてみてはいかがでしょうか。雪まつりが終わる11日(月)まで、17〜22時の間に15〜30分間隔で投影予定です。