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Vol.109「雪国ならではの試練と引き換えの人情」

先週末、友人の車で出かけようと、我が家から車を走らせること数メートル。
敢えなく雪にはまって「キュルルンキュルルン」とタイヤが空回り、動けなくなりました。
押したり、雪をかいたり、タイヤに脱出グッズをかませてみたりしましたが、ビクともせず。。。。あたふたしていたら、救いの神が登場!同じマンションの男性と某運送会社の男性2人が現れ、押しあいへし合うこと約10分――。
が、4人がかりでも、なかなか動かない手ごわい車。
友人が牽引ロープの存在を思い出し、取り出した瞬間、さらに前方から現れたのが、クラシックなレンジローバー・白(確か…)を走らせる若者!

イメージです

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「引っ張りましょうか?」とクールに言い、友人からロープを奪いササッと装着。
ものの見事に車を引っ張り上げたのでした.

もちろんイメージです

もちろんイメージです

思わず拍手(涙)!お三方に深々とお礼を申し上げましたが、どなたも名前を告げずにちょっと微笑みながら去っていきました。セザール!

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「いや~…。人情だねえ」と感動しながら、やれやれと安堵して車を発進させた途端、何とまた数メートルいったところでスタック!!
「う・そ・・・」再び、悪夢を繰り返す私達。と、そうこうしているうちにまた救いの神が登場!今度は、男性2人とそのお母様。
何と、これから出かけるところでタクシーを待たせているのに関わらず、助けにきてくれたのです。
エッサエッサと車を押し合いへし合い(お母様も一緒に押そうとしていましたが、「お願いだからお母さんはやめて…」と息子さんに諭され)、10分くらいで脱出成功しました。

本当に本当に皆様ご迷惑を…。急いでタクシーに戻るお三方を見送りつつ、某有名企業のご家族だったことがわかり尚更恐縮。
もうFFで中道には入るまいと心に誓いつつ、
北国の人の暖かさを実感した一日でした。

市電線路の雪を颯爽とはらいのけるササラ電車はすぐれものですネ

市電線路の雪を颯爽とはらいのけるササラ電車はすぐれものですネ

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