先日、飲食店取材のため稚内に行ってきました。
札幌から300km以上、車で片道約6時間の距離。言葉で書いてしまうとあっけないが、その途方もない距離に圧倒されながら出発したのであります。(と言いつつも私は助手席に座っていただけですが・・・)
しかし、徐々に北上するにつれ、仕事であるにもかかわらずワクワク感が増幅。
実は稚内には訪れたことがなく、それどころか旭川以北に行くのもほぼ初めて。旅行好きの私は、無条件に胸が高鳴ります。
その気持ちをさらに盛り上げるように広がる絶景。
札幌から稚内に行く際に「オロロンライン」という道を通ったのですが、野原にまっすぐに道路が伸び、右手には風力発電用の風車がズラリ。左手には海岸線、そして利尻島、礼文島を望む気持ちの良い道なのです。
テンションが上がらないわけがないじゃないですか。
そして到着した稚内。最北端の宗谷岬にも足を伸ばしました。
こちらも素晴らしい景色でした。札幌を出発した時は土砂降りでしたが、稚内は快晴。そのおかげで宗谷岬からはサハリンを眺めることができました。札幌よりも外国の方が近い、普段の生活では考えられない場所に立つという、とても不思議で貴重な体験でした。
しかし心残りもたくさん。
仕事で訪れているので仕方がないのですが、ほかにも見たいところがたくさん。もし時間が許すなら、稚内にほど近い利尻島・礼文島にも足を伸ばしてみたかったのですが、稚内市内に滞在できたのもわずか3時間強。あっという間に後にしなくては行けなかったのがなにより残念でした。
また、取材でうかがったお店には、新鮮な海産物を使ったおいしそうなメニューが並び、「これも食べてみたい!」「こっちもおいしそう!」と目移り。しかし、次の取材や移動時間の関係で個人的な注文をすることは許されず・・・もちろん取材したメニューはとてもおいしかったのですが、やっぱりほかのおいしいものも食べたかった!
そんな私に「また来いよ!」と言っているかのように、取材後には美しい夕暮れを見せてくれた稚内。
またいつか、カメラ片手に訪れようと心に決めたのでした・・・
ちなみに、取材でうかがったお店は9/20発売予定の『北海道ウォーカー秋号』の別冊付録に掲載されます。ぜひぜひチェックしてくださいね。