年の瀬ですね。
私の今までの人生の中で、最も忙しく過ごした12月が過ぎようとしていて、ホッとするやら心残りがあるやら、まだまだジタバタと過ごしています。
思えば、本をよく読んだ年でした。
学生時代には劣るものの、小説やビジネス書、辞書や絵本に至るまで、ただただ私が読みたいと思うものを思うがままに読んでいました。
もちろん中には途中で読むのを投げ出した本もありますし、何度も繰り返し読み、メモを取りながら読んだ本もあります。
その本の中でも、今年読んで良かったと思う本を勝手に選んでしまいたいと思います!
(ちなみに今年刊行された本、というわけではなく、今年私が読んだ本という自分勝手なルールに基づいています。ご了承ください)
まず、第3位!
『伊集院静の「贈る言葉」』集英社・伊集院静著
2000年から、サントリーの新聞広告として掲載されていたものを編集したものです。著者はご存知、伊集院静氏。
この広告が掲載されていたのは、新年度と成人の日。それぞれ、新社会人と新成人に宛てて書かれた強いメッセージが伝わって来ます。もちろん、それより上の世代にもグッとくる言葉たちです。
私がもう少し大人になったら、後輩たちに送りたい本だなあと強く思いました。
続いて第2位!
『THE BOOKS』ミシマ社・ミシマ社著
本の本です。しかも、365人もの書店員さんがオススメする本が載っているのです。
すべて、違う書店の方が勧めており、そのお店の特徴も簡単に書かれているので、書店ガイドとしても良いのです(私が普段利用する書店も載っていました)。
365人、ということで、1ヶ月ごとに章が分かれており、各ページ1人ずつが1番にすすめたい本と、これも好きという本を紹介しています。ジャンルも児童書から資料集まで多岐に渡っています。本のプロならではの視点や、エピソードも垣間見えますよ。
ちなみに、この本を見つけて買ったのが、私が一番好きな俳優さんの舞台を観に東京へ行った時だったため、個人的にも思い出のある1冊です。
そして、第1位!
『舟を編む』光文社・三浦しをん著
今年の「本屋大賞」を受賞し、来春には映画公開も決定している作品です。書店ではずっと平積みされているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
新たな辞書の編纂を目指す人々の物語です。登場人物は、定年が近いベテランの編集者や日本語の研究を行う老いた学者、そして営業部で変人扱いを受けていたが、編集部に迎えられる若者などなど・・・
決して物語に激しい起伏があるわけではありません。穏やかに、しかし熱を帯びながら、少しずつ辞書が完成していく物語に、ただただ心を打たれました。あまり本を読んで泣くことはないのですが、読みながらしとしとと涙が出て来るほど。
良い所を挙げるとキリがないのですが、手放しで人に「これは良かったよ!!」と言える本は久しぶり。読めて良かった本です。
あくまで個人的な「今年の本」でしたが、いかがでしたでしょうか。
大掃除に疲れたら、休みに暇を持て余したら、ぜひぜひ読んでみてくださいね。